火素、水素、土素と人間の想い|自然からの教え

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矢印火素、水素、土素と人間の想い|自然からの教え

私達、自然農法に関わる者達の考え方の一つに
自然界の物は全て、次の三大元素から成っていると考えています。

火素:火のエネルギー(日、太陽も同様のエネルギー)
水素:水のエネルギー(水、月のエネルギー)
土素:土のエネルギー(土、地球のエネルギー)

上記の三元素が、目に見えない微細なものとして、融合活動している。

太陽からくる火素のみだったら燃え尽きて
水素のみだったら、適度な温度が無く、凍ってしまう。
土素のみの物質があったとしても、火も水もなければ生物活動できない。

火素、水素、土素とそれぞれが融合しあって
自然界の物質が形となって表れているわけですね。

自然農法・自然栽培の稲はどう捉えているのか

私達は、
農薬や肥料を使用せずに、自然栽培でお米を育てています。

単なる物質としての稲で捉えるのでなく
火素、水素、土素で捉えるとどうなるのか?

火素は、太陽のエネルギーであり
水素は、水田に入ってくる水のエネルギーであり、
土素は、地球の中心からくる土のエネルギーです。

土壌表面に存在する有機物や土壌微生物・土壌動物達も
火素、水素、土素から構成されたエネルギーの塊
です。

自然農法や自然栽培で栽培することは、
この視点を持っている方がほとんどですので
自然を大事にしているのです。

水を大事にする人もいるし
土作りをして、土壌微生物が豊かな土を作るという視点を持つ人もいます。

太陽のエネルギーは、天候次第ですね。

しかし、前年の収穫残渣の稲を土に返しますよね。
その収穫残渣は、実は、太陽エネルギーを蓄えた物ですので
収獲残渣を土に返すことは、太陽エネルギーを土に入れることにも繋がります。

農薬や肥料はいったい何なのだろう

人工的に作られた農薬は
人工的に作られた化学肥料はいったい何なのだろう。

人間が作った農薬や化学肥料は、
自然とはかけ離れた不自然な物質ですが、
一体これはどのようなエネルギーなのでしょうか?

これからは自論ですが、
私は、自然界の火・水・土のエネルギーに
プラスもう一つエネルギーがあるのではと思っています。

それが、人間の想いのエネルギー

「思考は現実化する」や「引き寄せの法則」等があるように
人間の想いには、物質を形作る力があると言われています。

では、農薬や肥料はいったいどういうエネルギーなのだろうと考えると
人間の「もっと多く、早く、キレイに」という
換金性の高い作物を作る、人間の都合に合わせた想いのエネルギーです。

自然界のエネルギーと
人間に与えられた想いのエネルギー

大事なポイントは
この人間の想いのエネルギーを何に合わすのか?

本来人間は自然の一部です。
私達の体も、火素・水素・土素でできています。

私達が自然の一部として
自然と調和する考え方や想いを持っている時は
スムーズに物事が流れていくと思います。

しかし、
自然の調和から外れて、
人間のみの都合に固執すると歪が出てきます。

これまでの農薬や肥料は、
一時的には人間の想いのエネルギーで役に立ってきたかのように思えましたが
自然界の微生物を殺す農薬や土壌や水質汚染を招く肥料は
自然の調和から外れたものだったので歪が出てきたのでしょう。

もちろん私達は、欲を持ってもいいです。
生まれた時に自然にそれが備わっているので必要な物です。

ただ、バランスも考えてみると良いと思うのです。

私達の想いは
自然界と調和しようとしているのか?

これは、自然界の一部である私達のすごく大事なポイントです。

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